ちばりのち晴れ

'19年3月から1年の台湾語学留学を経験、高校卒業を起に突っ走る台湾奔走記

辛い時期を乗り越えて。台湾で語学留学生になって2ヶ月が経過しました。【台湾語学留学・2ヶ月目】

好久不見!お久しぶりです、たほ(@taho1932)です。

色々な出来事が押し寄せ、4週間ほど更新が途絶えてしまいました。
バリバリ元気で生きてます。ご安心ください。


さて!季節は春を過ぎ、5月となりました。
4月の末に天皇陛下が御譲位され、新たな時代の開幕となりました。令和元年です。


こちら台湾からだといまいち実感が湧きませんが、暑假に一時帰国をする頃に吸う空気は新しい時代の空気なんだな、と思うと感慨深いものがあります。
それまでわたしの令和の生活はお預けです。民國の世で語学と奮闘します。


そして今週で台湾語学留学も10週目
5月2日時点で留学から2ヶ月を迎えました。


前回更新した際にお話した「期中考」からはや4週間、現在は春学期も折り返し地点を通り越し終わりが見えてきた頃です。
あっという間なようで、すごく時間をかけて2ヶ月目を跨いだように感じます。その中で「毎日どう成長できているんだろう?」と自分の影を度々追ってしまっています。
そんな暇はきっとない、ですがついつい後ろを振り返っちゃうのが惜しいところ。


ブログを更新しない間に、随分いろんなことがありました。
出来事の分だけ文字を打ったら19,000字を超えました。もう20,000字です。ブログを続ければ続けるほど、文字数が増えていくことが恐ろしいです。
だいぶ長々とした文面が続くので、興味のある項目から読んでいただくことをお勧めします。


今回もどうぞお付き合いください!


期中考が返却されました

語学学校にて行われた期中考が返却されました。
chibarinochi-hare.hatenablog.com
▽期中考のことで前回、随分と落ち込んだ。

わたしが気にしていたのは、やっぱり口試スピーキングの試験です。
全然うまくまとめて簡素に言えずに終わり、克服を信じていた自分へのショックを隠しきれず夜中にメソメソ泣きました。(前回記事参照)

どんな点数を取ってるだろうか。
総評にて、どうけちょんけちょんにされるのか。
「ああ、ついにこの時が来たか…」と半ば処刑される気持ちで受け取りました。


結果、筆試・聽力は90点越え。口試も80点超えでした。


ん、?大して悪くもない……なんで……??????


正直ホッとしましたが、どうしてその点数になったのかが知りたい。
と、思っていたところ。テストと一緒に評語が配られました。

評語は口試に関する内容で、總分(総合点)と一緒にコメントが載っていました。

「進出語句の把握も良く。用法も良い。発言も流暢である。」など良い点が先に述べられていましたが、刺さる言葉が次にて。
「〜但是發音在考試時不錯」。テスト時の発音は悪くないそう…です…。
確かに授業中、会話中の発音でよく指摘を受けています。最近ようやく「f」の発音が治りましたが、いまだに「yu/wu」あたりの発音が苦手。老師にビシバシご指摘・ご指導いただいています。

(免費班、発音クラスも取ればよかった。夏に取ろうかなぁ。)


問題の全然言えなかった口答部分にも、しっかりとご指摘の文がありました。先生からの希望は「表現を余裕持って準備すること」だそうです。ごもっともです。
「老師對你是相當有信心的」と最後にてメッセージが。
老師………(´;д;`)




テストの問題をみんなで振り返って、終了。と思いきや。
「それじゃあ回収します」テストがまた先生の手の元へ行ってしまった。「あれ?もらえないの?」と疑問に思いましたが、どうやらきちんと理由があるそうで。

なんでも、過去に自身の問題用紙を次学期から入学する同じ国の後輩に全て明け渡している生徒がいたそうな。
そういう問題があってから、完全返却をやめたのだそう。
いや何してんのその生徒………テスト用紙、思い出に欲しかった………
振り返りをしたかったのですが、泣く泣く回答用紙とお別れしました。残念。



そんなこんなで期中考は終了!お疲れさまでした!

個人的にもやっぱり一番悔しいのは口試でした。
筆試・聽力解き直しリスニング時のメモを忠実に取れたか、確認し直すことが大事かと思います。
次回は春学期最終週再来週の第12週目にて行われます。

現在の学習単元の文法・単語の用法難化しているので、既に次回の口試に対しての心配が尽きません。でも自分の弱点が改めて正確に分かったので、今度はより計画性を持って対策をしていこうと思います。

次は目指せオール9割越え!あわよくばトップの成績!(厳しい)



わたしのツイート、バズる。

タイトル通りです。わたしのツイートがバズってしまいました。


▽少々強気で書いてしまったので正直、批判が来ないか怖かった。


事の発端はとある金曜日の朝。
「何だかなぁ」と最近、というか留学を始めた頃から考えていたことを 何とか自分の言葉でまとめたいと考え、ベッドの上で何気なくツイートしました。


わたしを含め、台湾在住の日本人が問題に感じているのは「台湾環島」のとある問題
「環島」ってどこの島?と最初は思いましたが、島の名前ではありません。中国語で”一周の旅”を指す言葉です。
わたしもお恥ずかしながら島の名前と勘違いしていました。バズらせといて何やってんだ。

中国語で検索してみると、中国語のサイトやブログにて観光のススメとして様々なプランを紹介しています。「6天5夜(5泊6日)」「1~13天(日)」など、「最短での一周プラン」から「ゆっくり観光できるプラン」まで様々あるようです。


【台灣環島行程六天五夜】上篇已經介紹大家關於環島行前的準備,這篇要來分享啾啾環島的交通以及花費囉!涵蓋每天環島的行程介紹、環島住宿以及環島景點分享給大家,希望可以在這篇提供一些環島資訊給你們~ 啾啾 5 月整理必看精選...chu94168.pixnet.net
taiwantour.info
▽日程は紹介記事ごとに異なります。ご参考にどうぞ。


交通手段やその目的は人ぞれぞれですが、「一般的な旅行」として一貫して共通するのは、キチンとお金を支払い宿に泊まるという行為。ですがSNS上で最近、その手段をあえて欠く旅行が少しずつ目立ち始めています。
簡単に言うと、「無銭で入国し野宿をする・旅をする」という内容です。今年の3月頃、ちょうどわたしが留学を始めたくらいの時期から頻繁に見かけるようになりました。

また無銭で入国後、お金を稼ぐ手段としてパフォーマンスを行う観光客もいるようです。リプライや引用などを通して様々な意見を頂きましたが、これは「バスキング」と言って台湾では違法行為に当たるそうな。


地元の方々にも彼らの商売があっての生活があり、対価としてのお金を受け取る権利があります。
サービスに見合ったお金との等価交換を前提とした、きちんとしたやり取りがあるからこそできるコミュニケーションがあり、そこから台湾の方の人柄を十分に知ることができる
と、わたしは考えています。


旅の感想は決まって同じ、「台湾人の優しさに触れた」と言う言葉。
「お金を使わなくてもいい」という自分の都合に合わせてもらってようやく「台湾人は優しい」と判断するなら、それは本当に残念なことだな、と心から思います。


また共通の問題として挙がるのは、野宿行為
過去に台湾環島を果たした旅行者がブログに「野宿にオススメの公園」として公共の場である公園を野宿先として紹介したことがありました。これも台湾在住の日本人のご指摘を受け記事を削除したようで、のちにSNSにて謝罪していました。
この方も確かに非難を受ける行為をした1人ですが、指摘をちゃんと視野に入れて受け止めた数少ない例でもあったな、と思います。

またわたしが見かけた中では、「各地のコインランドリーで眠り夜を明かした」、と連日ブログにて公開した旅行者もいます。
わたしと同年代でした。考えの食い違いに頭を抱えました。

公園コインランドリーは、住民にとっては日々の生活に欠かせない場所。特に公園は子供連れも多く訪れます。それらの場所は「旅行者のための宿泊施設ではない」という事を分かっていただきたいです。
もし日常の場が野宿場として知らぬ間に情報公開されていたら?幾ら何でも不快に思いますよね。外国だからといって許される事ではありません。

これらは地元住民にとっては十分、不審行為の一つとなります。


また「無銭入国」「バスキング」など問題として挙げられる項目をすべて提げ旅をする旅行者もいます。
SNSでの最初の発信にて「売りつける」と言う表現を用いた発言もあるために、多くの議論と批判を集めました。
既に台湾メディアにて注意喚起の実名報道がされており、6,000件を超える反響が集まりました。
もちろん、台湾の方が日常的に使うSNSでの発信。
この数、「報道される」というこの事実。この反響の意味をわたし達は考えなければならないと思います。


なぜこのような旅行が流行として増え続けているのか?

個人意見としては、SNSでの発信に過度な承認欲求が芽生えた結果だと思っています。
このような旅はTwitterInstagramFacebookなどその他SNS「私はこんなことをしてきましたよ」と人への印象を植え付けるには効果的かも知れませんが、企画によってどのような影響を及ぶかまでを気に留めない人の存在があることも事実です。

こういった事例は展開すればするほど「自己の危機感の無さ」を、またある時は「マナーの悪さ」自ら見せつける他に過ぎないのでは?と外から見ていて思います。

やっぱり「日本人」であることで、台湾の方々から良くしてもらっている背景があることは周知のことだと思います。

それに、横柄になってはいけない
「なんでも歓迎されている」なんて勘違いしてはいけない

当たり前だと決して思わないでほしいです。これは、切実に思います。


わたしもこう書いてはいますが、この土地のルールをしっかり把握しなければ気づかぬうちに迷惑をかけてしまうかもしれません。そこはしっかりと気をつけていきたいものです。

このツイートが人々の目に留まったのも、台湾に住む先輩方が同じように思っていたこと、そしてGWを前に台湾旅行を考えていた方々に見て頂けたからなのかな、と思います。


言葉足らずなわたしのツイートの他にも、同じように注意喚起訴えの声をもっと的確に挙げた方が数多くいます。
一部の方の行為全体の印象を下げるのはよくあることですが、ここ台湾の方の目がそうなってほしくはないです。

どうか地元の方への「迷惑行為」はやめてほしい。
今まさに流行りに乗ろうとしている方には、ぜひ「その旅行は誰にとっての得を生むのか?」という事について考え直してもらいたいです。


【余談】日本語が通じる、とは?

GWも過ぎ去りましたが、こういう旅行者も見かけました。


何とも言えない気持ちになりました。
「日本語が通じる」過信し過ぎた結果なのかな、とも思ってしまいました。

また関連する事柄に逆のケースで「通じることに配慮しない」というのもあります。

というのは、性的な話(ひどい時には台湾男女に関連する話・風俗関連の話)とか台湾の物や人に対しての侮辱的な発言のある場面のことです。

非常に残念ですが、そういった日本人は確かにいます。

日本語で賑わうお土産屋さんに行くと、結構な頻度でバカにした発言を聞くことがあります。また公共の場セクハラ気味な気色が悪い話も耳にし、不愉快に思った場面もありました。


こちらは日本語ではありませんが、一応。

先日の夜にバスに乗っての帰宅中、バスに乗り込んだ留学生グループ(アジア系ではない)が道中、性的な話を繰り広げ盛り上がっている場面に出くわしたことがありました。
私はそこまで英語が得意とは言える能力は持ってはいませんが、まあ青年であれば十分に分かるような内容です。
話がエスカレートした頃、小学生辺りの男の子を連れたお父さんが「ここは公共の場だ、そういう話はあまりしないでくれ。」と英語で注意をしていました。彼らも英語が通じる人がバス内にいると思っていなかったのか、注意を受けた直後は少し縮こまっていました。
それ以降は目的地に到着し下車するまで、その類いの話をすることはありませんでした。

言語は違いますが、こういった言葉を用いたトラブルが生まれるのは「中国語でなければ通じることはないだろう」といった油断の心が要因ではないか?と思います。それは日本語でも英語でも起こり得る事だと思います。


日本語に関しても、特に台湾では通じる、とよく言われます。
それは地理や歴史上の結果であったり、過去の流行であったり、理由は様々です。

日本語を学校で学んでいる地元の学生もいれば日本語の少し分かる方も大勢いる中で、そんな話は時に筒抜けです。
また台湾在住の日本人も数多くいます。
その中でそんな話を大っぴらに展開するのは、あまりにも無知が過ぎる以前にマナーが欠如していると思います。
わたしも日本語が話せる・分かる以上、公共の場での発言には十分注意したいところです。



以上のことはわたし一個人の考えです。
ぜひ考えていただけたらな、と思い発信することにしました。
そしたらちょっと注目されてしまいましたが、あのツイートをきっかけに誰かの考えに気づきが生まれていたらいいな、と思います。



またさらに余談、ですが。こちらのツイートが好評でした。


GW前に投稿したからでしょうか?
「覚えておこう」など参考にするという引用RTや その後のツイートを拝見し、とても嬉しく思いました。

時間の確保ができた時には載せる場をきちんと設けたいな、と考えています。実現できるように頑張ります!



クラスメイトとの問題を老師に報告しました(続)

5月初め頃に、クラスメイトの問題を先生に報告しました。
前回の報告から一定期間が空きましたが、その間に問題が収まる事はありませんでした。



前回の更新から4週間。
最終的にペアワークを3度連続指名される羽目になり、その度に課題を押し付けられ 逃げられ、と大変な思いをしました。
かなり、精神的にストレスも疲労も溜まって限界でした。
その事もあってこの期間、ブログを書き切ることができずにいました。申し訳ない。


前々から相手の言動に疑問を抱きながらも学校生活を送ってきましたが、特に耐えきれなかったのはここ最近のペアワークの課題
作成からタイピングでの提出までの作業をほぼ押し付けられ、何かと理由をつけては逃げられていました。
でもどんなにわたしの方が幾許か頑張ろうとも、ペアワークなので同じ扱いをされること。もう「わたし1人が作った」と言ってもいいくらいなのに。だからこそ余計に、ものすごくストレスを感じていました。

(詳細を語るとやめ時を見失うので省略。)


3度目の指名の際、もう我慢の限界でした。
若干名のクラスメイトにも問題のことを悟られていましたし、実際に聞かれて概要も話していました。心配の目が刺さりました。

思わず衝動的に老師に声をかけましたが、的確な言葉が見つからず、
「今回で3回目同じ相手と組んでいます、これっていいんですか?どうしてですか?」と聞いてしまいました。何この語弊の生まれる質問!?!?と我に返った時には、もう前言撤回なんてできませんでした。
老師の顔付きが困ったように変わります。そして「近くの人と組むのが便利だからそうしているけど、何で?」と返答されてしまう。

いくら近くとは言え、3回も嫌な目に遭っているのが当時のわたしには限界ギリギリで、最後の意地もあって食い下がれず。
「でも、」とはっきり伝えられない中国語SOSを送ってしまいました。でも隣には問題の相手がいます。「この人が課題を押し付けてくるんです」—なんて、本人の前でそんなド直球な話はできません。
そんなこんなで「うん、それから?」と催促までされる羽目に。


「你不要跟他一起做嗎?你要做什麼?(この人と一緒にやりたくないの?どうしたいの?)」とまで言わせてしまいました。
ここまでくると、わたしも下手な否定しかできませんでした。


なんて最低な質問で、ウジウジした告白でしょうか。
その後、わたしの様子を不思議に思った先生に「たほ、大丈夫?」と心配されましたが、もう自分への幻滅の思い勇気がボロボロに砕けた疲労まともに笑顔を作ることなんてできませんでした
それでも必死に「大丈夫だから、」と言いました。一刻も早く1人になりたい思いで精一杯でした。
全然大丈夫じゃないです、多分半泣きの顔だったと思います。

「何か問題があるのなら先生に教えてね、解決するから」と励まされ、でもその時の状態じゃまともに話なんてできません。今話したりなどしたら、確実に泣いてしまいます。(メンタルの崩壊)

問題のクラスメイトもわたしの異変を察したのか色々と提案をしてきましたが、それもまた先生の前だから積極的に動いていたのかなぁ。
わたしにはもう優しくされてもそのような考えしか持てず、余裕を持ってうまく対応することなんてできません。「もう何でもいいよ」と吐き捨ててしまいました。
そして、そのまま帰路へと向かうことになりました。


……と、いうことがあった直後にへたり込んでつぶやいたのがコレ。


絶望感が漂ってきます。


夕飯時にようやく正気を取り戻し、「今日のことを先生にちゃんと謝って、本当のことを話そう」と思いました。
文面での報告に少し躊躇してしまいましたが、そんなことは言ってられない。最初にしっかり謝罪をし、問題の内容を先生に伝えました。
送った後も色々「これで良かったのかな」などと考えましたが、翌朝に老師からの対応のお返事を読んだ際には思わず安心してまた泣きそうになりました。ああやっと勇気が報われる、と思いました。


現在では別メンバーの諸事情からの復帰もあって、また違った工夫ある授業が行われています。そして春学期も残り2週間程となりました。
これから期末考に向けて再び課題や授業に追われていくとは思いますが、しっかりと自分を持って頑張っていきたいと思います。


正直クラスメイトは他にも「ン???」と思う行動を見せることがありますが、まあ、もう無関心でいこうと思います。
(クラスメイトの発言をメモしそのまま自分の課題にしている、とか)

数人の方からいくつかお話を聞いた限り、以前から日常的に課題の向き合い方に問題のあった人だったようで、そのツケもあって、実際の学習面にかなり影響しているようです。
滞在期間とその現状を知ってかなり納得できましたし、勉学に関して反面教師にするには十分で、色々と学ばせていただきました。
ありがとうございます。 :)


…なんて皮肉のような事を言いましたが。

相手の今後などもう知ったこっちゃありません。
わたしはわたしの、自分の目標だけを見据えていくだけ、気にせず上を目指していく所存です。
次学期にクラスがどうなるか分かりませんが、もしも一緒にクラスが上がることがあっても、今度は余裕を持って自分のやるべきことに集中したいと思います。


またTwitterにてリアルタイムで状況報告をしていたこともあり、先輩方からアドバイスやご心配の声をいただきました。
本当にすみません、色々とありがとうございました!

このトラブルを笑い飛ばせるくらいに、今から努力を怠らずにいきたいと思います。
残りわずかの学校生活も頑張ります。



台灣朋友ができました(ATMトラブル編)

ここにきて初めて、台湾出身のお友達ができました!
ATMカードが飲み込まれたおかげで!


▽読み返すとその混乱ぶりに笑えてくる。

そのまま「引き出しどこでやろう…」と迷っている時に「あの郵便局ならこの時間までやってるよ」などと色々教えてくれたのが、大学院生のお姉さんでした。

そのまま色々話をしましたが、なんと日本の映画が好きらしい。
そして盧廣仲の曲も好きらしい!!!!!!(わたしが推し始めた台湾の有名シンガーソングライター、そのきっかけ話は次項目にて)
すっかり話に耽りました。ちょっと言語交換ちっくにもなりました。
そのまま仲良くなり 連絡先を交換。
5月に彼女が気になっている日本映画を一緒に観に行くことになりました……が。ついこの間 お姉さんの多忙のためにキャンセルになり、後日一緒にご飯を食べに出かける約束を再度しました。


なんていい出会いなんでしょう、すごく嬉しかったです。
カード飲み込まれてよかった!!(よくない)

よく行くコンビニでこのトラブルが起きたので、仲の良い店員さんにすぐ対応してもらえたのが幸いでした。店員さん本当にありがとう。深々とお礼しました。


そして、この後からお金を下ろすのがすごく怖くなりました
ATMの利用は慎重に。「これかな?」と下手に選択をすると痛い目を見ます。


後に引き出しに成功し、無事に学費の支払いを済ませることができました。よかった。



初ライブ参戦を果たした話【盧廣仲11周年演唱會】

4月末に、台南出身の人気シンガーソングライター・盧廣仲のライブに行ってきました!


どれくらい人気か?と言いますと、あだ名が「台湾国民の初孫」です。
そして台湾出身の方に「盧廣仲の曲が好き」と言うと「え!?本当!?」と食いついてくる人が現れるほどの人気です。実際にわたしもお友達が出来ました。(真的)
詳しくはwikiに頼ります。一読してみると彼のことがよく分かります。

ja.wikipedia.org


全てのきっかけはこのツイートから。


▽わたしが初めて興味を持った曲「明仔戴」。台湾語の曲です。

授業の休み時間に先生が流してくれる彼の代表曲「我愛你」の次に流れたこの「明仔戴」で「あ、なんだろこの曲すごくいい……」と思って聞き始めたのが元々のきっかけでした。

youtu.be
▽超有名曲の「我愛你」。中国語学習者にも好評。


後にこのツイートを機に出会った方に「よかったら生歌聞いてみませんか?」と声をかけていただきました。お話を聞くと、知人のキャンセルを機にチケットを余らせていたらしい。「彼のコンサートに空席を作りたくない」という思いからお譲り先を探していたそうです。

幸いにもブログを書いていらっしゃった方で、お返事をする前にどんな方かある程度知ることができました。
純粋に盧くんが好きなお姉さんでした。

また、以前政治大学の語学学校に通っていたそうで、わたしの先輩に当たる方でした。お時間をいただき検討した結果、「ぜひ!」とご一緒させていただくことにしました。


ファンになり激推ししている今 振り返ると、とんでもなく貴重なお誘いです。


ライブまでの間に、お姉さんにオススメの曲を聞くと山のように送ってくれました。愛が………すごいぞ………!!!
わたしもあれよあれよと言う間にはまってしまい、ライブまでの日々は時間さえあればプレイリストを聞き流すまでになりました。完全にどハマりである。
「こんなんで、ライブ……生きてるかな……!?!」と震えるくらいでした。


▽ちょうど学校で問題を抱えている頃。ライブが唯一の希望でした。


そしてライブ当日。
待ち時間に思い切り服装を間違えて到着しました。(30度近く)
そして合流し、軽くスムージーを飲みながらお話。
時系列的にはクラスメイト問題の真っ只中、色々と心配いただいていた事もあって詳細をお話しながら学校の話で盛り上がる。すごく話しやすい方でした。
また色々音楽の話をしてみると、とても話の合うこと。
「以前から仲良くさせて頂いているお姉さん」という位置付けと錯覚してしまい、お喋りが止まりませんでした。(悪い癖)


そしてライブ会場へ足を運ぶ。

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会場入りすることも初めてな私。
思わず「うわぁ…!?こう、なんか、すごいですね!?」と既に語彙力が欠け始める。先が思いやられる。


そして周りを見渡して驚いたのが、ファンの年齢層が異常に幅広い小さい子供からお兄さんお姉さん、おじいちゃん・おばあちゃんまでもが彼のライブを見に来ていました。
実は過去ライブからその特徴を知ることができます。


▽昔から親しまれている曲なのか?盛り上がりがすごい。


時は過ぎ7時30分。開演です。
最初に巨大スクリーンで投影され始めたのは彼の新曲「愛情怎麼了嗎」。あっと言う間に曲に惹かれていきます。
youtu.be

そして、定番曲「我愛你」から会場はヒートアップ………!!!!!
エレクトロニカなアレンジ(中国語ではそのまま、電音版というらしい)でドストライクでした。そしてお姉さんとはしゃぎ黄色い声をあげるわたし!!!!!!(煩い)
youtu.be
▽イントロからの映像は見つからず。映像化に期待です。

そして続いていく名曲の連続。
お姉さんから送っていただいたライブ予想曲彼の曲が詰め込まれたプレイリストを何度もYoutubeで再生したおかげで、ほぼほぼ聞いたことある中で楽しむことができました。


いろんな曲を聴いて楽しんで、「ああ、終わりかなぁ…早かったなぁ…、」なんてぼんやり思っていたらとあるアナウンスが。

なんと今回の11周年記念ライブは前編・後編の2部構成らしく、「20分休憩入りますよ〜〜」というアナウンスをする盧廣仲のおじいちゃんの映像が流れました。
これがまた最高で、ちゃんと場所をセットして撮るわけでもなく、明らかに本道から入った砂利道・お寺の裏手で撮られた動画。
こういう所にも一種の台湾らしさ地元の懐かしさを感じました。また、自分のおじいちゃんを公演アナウンスに採用する孫の心に癒されます。


後編はジャズ風アレンジで優雅に始まり、時にオシャレに明るく、時にしんみり暖かい歌声が心に沁みていきます。
youtu.be
▽こちらも有名曲の「幾分之幾」。今ライブの映像が素敵。


気づけばライブ終了。そしてすぐに帰り出す地元の皆さん。

えっ余韻とか要らないんだ……?と思うくらい、映画館でのエンドロール中と同じように出口に流れていく人々
(こちらの映画館ではエンドロール中に会場が明るくなり、清掃員が掃除を始めます。)

その中で広がるアンコールを望む声。
「アンコール!」と繰り返すお兄さんお姉さん子どもたちに合わせてコールしてみる、と帰ってきた!!!!!
そして「啊!還有嗎??(あ!まだあるの??)」と言いながら帰ってくる皆。なんだかその雰囲気がおかしくて、クスリと笑ってしまいました。


そして最後に歌ってくれたのが「大人中」でした。

youtu.be
▽お姉さんが愛してやまない曲。わたしも大好きな曲です。



今度こそライブは終了!3時間〜4時間という大容量でした。

私たちのいた左手にも設置ステージがありましたが、惜しくも来てはもらえませんでした。ですがアンコール後に立ち去る際、周りの「左邊!!(左に来て!!)」コール手を振ってお辞儀をしてくれました。
それで満足だよありがとう〜〜〜〜〜!!!!!!!

(思い出して幸せになる)



何気ないツイートをきっかけに、ライブに、しかも11週年記念ライブという豪華ライブにお誘い頂いたお姉さん、ayaさんには感謝してもし切れません。
ライブ後もDMで新動画や曲などを送り合っては充実したファンライフを送らせて頂いています。めちゃんこ仲良くさせて頂いています。
本当にありがとうございました!一緒に楽しめてすごく楽しく、嬉しかったです。

と、そんな素敵な盧くんファンのayaさんのブログはこちら。

lingzi813.xsrv.jp
lingzi813.xsrv.jp
▽現在は更新停止中らしいのですが、多忙時期を乗り越えた際にはまた書きたいそう。またの機会を楽しみにしています:D


最後にオススメのライブ関連動画をぺたり。雰囲気がよく分かるかと思います。

youtu.be


中国語を勉強しているけど、C-POPがイマイチ好きになり切れない…」「ピアノ調やバイオリン調じゃなくて、ギター調が良い…」「バラードが過ぎる曲はそこまで…」、と好きな音楽がなかなか見つからない方にはすごくお勧めです!そう悩んでいたわたしがここまでハマっています。
また、彼の曲が好きな台湾の方もすごく多いので、知っておくといつか得する場面があると思います。わたしも好きな音楽を聞かれたら、迷わず「盧廣仲の曲が好き!」と答えています。


もし気になった方・既にお好きな方がいましたら、Twitterにてお気軽に話しかけてください。お勧めを紹介したり、一緒にお話できたら!と思います。


(ここぞとばかりに最近のリピート曲を紹介してみる。)

youtu.be
△最近いちばん聞き返している曲。盛り上がりが好き。

youtu.be
△8年前に一般の方が投稿した録画のPVでは230万再生を記録しています。こちらでは公式の高音質版をご紹介。

www.youtube.com
△「こんな曲も作るんだ!」と驚いた曲。スタイリッシュなギター調です。アルバム版にて完全アコースティック版もあります。



▽呟くや否や、相互さんから賛同の声が上がる。台湾在住の先輩方も曲を楽しんでいます。

彼の曲はiTunesSpotify音楽配信サービスにも一通り揃っているので、利用している方はぜひチェックしてみてください!

盧廣仲の良さが中国語学習者の方に広く伝わればいいなぁ、と思います。



友達探し経過報告(台大の小姐と言語交換 in淡水編 )

4月の末に、Facebookの言語交換グループで知り合ったお姉さんと実際に遊びに行ってきました!初めての言語交換相手で、初めてのご対面です。
お姉さんは国立トップ大学の学生さん。Messangerでは日本語多めで話をしていました。

最初は映画館へ日本映画を観にいく予定でしたが、上映時間が中々に厳しく、断念してしまいました。そんな中、年に一度のイベント『臺灣文博會-Creative Expo Taiwan- 』が開催。とても気になるイベントの一つではありましたが、多忙のために泣く泣く参加を断念していたイベントでした。
「よかったらここに行きましょう!」とお誘いを受け、イベントで待ち合わせ。



▽当日のツイート。この間に清明節でお世話になった早餐店(朝ご飯屋)に再度寄ってみたりもしました。


実際に会ってみると、自然派のとても可愛らしい素敵な台湾小姐でした。やりとりにて「日本語は文面だけで、実際はそこまで喋れません」と言っていたけど、十分聞き取りやすい日本語です。
「いえいえ…!」とか謙遜しちゃって!もう!
とか言うわたしも「ここに来て2ヶ月で話してるのはすごいよ〜」とか言われちゃって「哪裡哪裡〜」とか言いました。わたしは本当にまだまだです。

文面でのやり取りの段階で「お互い話すの頑張ろうね!」と意気投合していたので、会ってからはお互い相手の言葉で頑張って、うまく言えないときは互いの母国語で話し合いました
どうやら彼女曰く「大学で使う日本語はとにかく難しく硬く、周りの皆もぎこちなく話すことが多い」とのことでした。確かに、大学レベルだと難しいもんね……


いざイベントへ!……と言いたいところでしたが。

「これは会場を半周以上はしているのでは…?」と思うほどの行列に二人でげんなりしてしまい、場所を変えようか、と入場を断念することにしました。
せっかくの言語交換ですしね。待つだけで日が暮れてはもったいない。
会場の圓山站付近から観光地の淡水まではそこまで遠くない、ということで急遽 淡水でお散歩コースへと変更になりました。

初めての淡水!いつもは住まいから遠すぎて断念していたので、それも良い機会で素敵な提案でした。


MRTに乗り込みいざ出発!
電車に揺られながら、お互いの学校の話お家を探している話など会話にだんだん花が咲きました。大学の相談では「あの大学はこういう学科で有名だよ」「外国人は特別枠の入学試験があるって聞いたよ、どんどん挑戦してみて」など、親切に色々と教えてくれたり、アドバイスをしてくれました。
また互いに住まいを探している身のようで、「分かる探すの難しいよね〜!」と共感し合いました。本当に難しくて大変です。


話が弾んだ事もあり、あっと言う間に淡水に到着!

「ずっと昔に家族と来たことがある」という彼女に案内をお願いして、海沿いを歩いて散策しました。
レンガ造りの古い町並みの中では、淡水の歴史を中国語と日本語を織り交ぜて教えてくれました。どうやら昔、オランダとスペインが統治していた時代があったらしい。
何百年と遡る歴史を簡素に説明してくれる中で、「わたしは自邦の歴史をこうやって話すことができるのだろうか」と考えていました。
自分の知識不足を認識し直した出来事でもありました。

淡水のお店ではいちご飴淡水名物の「許義魚酥」を交渉の末に割り勘で購入、日当たりのいいベンチに座って食べながらゆったりと話しました。

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故郷の話や、よく食べる食べ物の話など、緩やかなおしゃべりです。
「台湾のペット、プードルとシーズー率高くない?」と話すわたしに「ええ、そうかな」と否定的な意見が帰ってきましたが、淡水にいるペット連れの親子が皆、その犬種しか連れていなかったので2人で大笑いしました。あれ、めちゃくちゃ気が合うねお姉さん?

goo.gl
▽某お菓子のように「やめられない、止まらない」なお味でした。お勧め。


夕方過ぎには公館站まで戻り、お姉さんお気に入りのお店で夕飯を食べました
名前は忘れてしまいましたが、乾麺のような細麺を使った料理をいただきました。あっさりとしていてすごく美味しかった!

お姉さんに「それじゃあ台南のご飯食べられるね〜」と言われ、初めてこれが台南の味であったことに気づく。そしてお姉さんは台南出身であるそうだ。
彼女曰く台北のご飯は台南に負ける、本当に美味しいお店は中々少ないと思う」だそう。なかなか強気な発言。
最近、何度か台南に縁のある方にお会いすることが多いのですが、皆口を揃えて同じようなことを言います。そして食べ物トークで全力誘致してくれます。
そんな、そこまで言われたら台南、気になるじゃんね……!?


ご飯を食べた後はかき氷までハシゴ!みんな大好き「Mr.雪腐」かき氷す。
マンゴーが最近解禁したそうですが、夜にはもう売り切れてしまっていました。残念。「今度はマンゴー食べようね〜」とお姉さんと約束しながら、美味しくいただきました。


現在、お姉さんは大学院受験国家試験日本語検定のN1(1級)など、夏以降から猛勉強に追われていくのだそう。わたしもTOCFLを順次受験する予定です「今度会った時には勉強会を開こうね!」と、その約束もし合いました。


そしてバスに乗ったところでお別れ。とても楽しい一日でした!



初めて言語交換の方とお会いしましたが、すごく良い方に出会えて嬉しかったです。

わたしはFacebookグループにてやりとりを募集していますが、やっぱり真面目に言語交換をしたい方自己紹介を自らしてくれる傾向にあります。
「Hi」「你好」「どこ住みですか?会いましょう!」とだけ送ってくる方は出会い目的だと判断し、返信していません。
個人差あるとは思いますが、わたしの場合はやっぱり異性が多かったです。同性の方ももちろんいますが、その割合はやはり若干低めです。強いていうなら、体感で「男女比6.5:3.5」くらいでしょうか?(細かい)


わたしは平等な関係を築ける方との言語交換を望んでいます。
きちんと文章にして挨拶をしてくれた方にのみ、返信してやりとりをしています。その方が出会い系を避け、良い言語交換仲間になれると思います。
実際にそう行動している方がいい出会いに恵まれています。

相性もありますが、大体丁寧な方はその後の言動も丁寧です。
これからは個人的な感想な感想なので、今後も調査していきます。


また何か進展があれば、ブログにて更新します!





新居探し経過報告(ブログ更新時点)

前々回公開の記事内の「留学1ヶ月目を終えた現在の生活について」の一つ、生活の面にて新居探しの報告もしました。
chibarinochi-hare.hatenablog.com

序盤にてお話した学校でのトラブルを含めて、ブログ更新が儘ならない状況を再び作ってしまいました。
ですが老師に問題報告できた辺りから同時に徐々に、新居探しのご相談が形になってきました


まず現時点の新居探しのご報告ですが、まだ家は決まっていません。

ですが、とあるFacebookグループのモデレータさん(管理人側の方)に助けていただきながら、相談に乗ってもらっている次第です。その相談も実際に物件紹介の段階まで進んできました。



▽きっかけを改めて、振り返ってみる。

飛行機の上から度々お返事が返ってくるので、よほどお忙しい方なのだと思います。たくさん相談に乗ってもらっているので、なんだか申し訳ない。でも丁寧な範囲でフランクに話しかけてくれるので、助かっています。


現段階ではロケーション・お家の設備共に申し分ないお家を紹介していただいています。
少し予算外だった家賃もまさかの予算内まで値引き。入居から1ヶ月に関しては3000元引き(約10000円)までしてくださっています。

とても良い物件を紹介していただいていますが、語学学校はクラスによって通学の時間帯が朝・昼と変動が起こる可能性があり、その物件は朝8時頃からの授業だと通学に1時間以上かかることが分かりました。
ひとまず候補として検討し、予備候補として別のMRTの線にも条件に合うお家がないかお聞きしている段階です。


今週を入れて、現在のお家の満了日まで2週間程になりました。無事にお家決まるかなぁ。


:以下最新の新居探し経過報告ツイート




イベント「台湾探見・探索日本」に参加しました

ブログを更新していない間に、日台学びのイベント「台湾探見・探索日本」に参加してきました。

「台湾探見・探索日本」とは、数多くの台湾の日本統治時代関連書旅行ガイドなどの執筆を手がける片倉佳史さん・「&Premium」「CREA Web」で連載を手がける台湾在住ライターの片倉真理さん夫妻が主宰する日台学びのイベントです。

www.facebook.com
▽GW期間中を含めた16日間、計33講座が行われました。


わたしがこのイベントを知ったきっかけは、TwitterのTL。

元々台湾に来る際に「台湾について、台湾と日本の本当の関係性が知りたい」勉強のきっかけ作りのできる機会を欲していたので、興味本位で日程スケジュールを確認しました。
すると、約30年前高校を卒業後・1年間の留学を経て台湾大学へ本科留学をした経歴を持つ講師の方を発見。

高校を卒業して留学の道に進んだ今のわたしと偶然にも重なる、貴重な方のお話が聞ける!とすごく喜びました。
「30年前に当時の台湾のお話を聞きつつ、留学のヒントを得ることができるのでは?」という思いに駆られ、あっという間に申し込みを済ませました。


このイベントの豪華さにこの後何度も見返してはどれに参加しようか、非常に頭を悩ませました。再度・再々度スケジュールを見直して気になった講演を可能な分だけ申し込んだ結果、計3日間・5つの講演を聞くために参加する事にしました。



大変簡素な感想になってしまいますが、すごく勉強になる素敵なイベントでした。同時に自分の不勉強さを痛感し、このままのうのうとただ留学をするには非常に勿体無いな、とも危機感を感じました。

最初に参加した台湾大学出身の方の講演では、質問タイムにて大学進学についての質問ができたことをきっかけに顔を覚えてくださり、様々な方に挨拶のできる機会を作ってくださいました。
また、後日の講演を聞きに来た際にも再会し、大変親切に接してくださいました。ありがたいことに、進学に向けてのアドバイスも快く教えてくださいました。本当にありがとうございます。


また質問の際に自分の境遇を明かしたことをきっかけに、「もしかしてTwitterのたほさんですか?」相互さんに声をかけて頂いたりもしました。通っている学校が中心地に比べてメジャーでなく、また発信者も少ないために、すぐにバレる。
ですが新居探し学校の件で色々と心配してくれていた方々でしたので、実際にお話ができる機会がこんなに持ててすごく嬉しかったです。ただ突然の機会に焦ってしまい、色々とボロばかりを出してしまったので気をつけたいところです。落ち着けわたし。


また主宰の片倉夫妻にもとても親切にして頂き、「台湾在住中にこういう視点を持つともっと台湾が面白くなる」と、歴史をはじめとした面白いお話を聞かせてくださいました。
とてもありがたく、嬉しい思いでいっぱいでした。
このイベントに参加できて本当に良かったです、ありがとうございました!



これからも興味のあるイベントを見つけ次第、まずは「きっかけ作りを!」と踏み込んでみることを心がけたいと思います。

見聞きした言葉や覚えたキーワードは、別の機会でまた再会することが多いと感じます。
自分自身もそのキーワードを拾うことができるようになるので、自分の引き出しがどんどん増えていくのを感じます。
過去にそう実感する出来事がいくつかあったので、自分の考えを信じて積極的に吸収するように心がけています。それに、一つの機会をきっかけに関連した出会いが数多く生まれることがあります。


今回のことで、改めて行動次第で幅が広がることを学べた気がします。
興味のまま自由自在に動けるよう、アンテナを張り巡らせていきたいです。



留学2ヶ月目を終えて—進路を考える上で必要なこと

留学から2ヶ月経ちました。が、いまいち実感が湧かない。
あまり意識をしていませんでした。

と、いうのも、その頃ちょうど学校での問題と必死に戦っていたからなのでした。


嫌な予感が的中して、の連続だったので本当に精神をすり減らして頑張っていた記憶があります。言い方が少しばかり大げさかもしれませんが、私の勉強の大きな弊害でもあったので、早く解決したい思いで頑張っていました。

とても、とても必死に食らいついていました。解決できて本当に良かったです。



そして留学して2ヶ月間も経つと、大抵のことに慣れてしまいます。

わたしは来年の受験に向けて勉強するべき身なのに、毎日の課題生活で既に必死になっている自分がいました。
3ヶ月目を迎えある程度の困難も乗り越えた今、「このまま普通に生活していては何も成長できない」と感じています。



と、いうのも、ある執筆家の方とお話する機会がイベント後にてありました。

「どうして台湾に来たの?」「台湾で何を学びたいの?」と言われ、緊張しながらもわたしの考えていること・目的を話すと、ニコリとした顔で「それなら東京に行った方がよかったんじゃないですか?」と何度か言い返されてしまいました。
相手の方からの質問から まるで大学の圧迫面接のようなプレッシャーを感じて、すぐに「これは試されている」と察しましたが、結局うまく言えず。
口を開けば開くほど自分のボロばかりが出ていく。その事実を痛いほどに実感し「すみません、うまく話せないので時間をください」と会話半ばで線を引いてしまいました。

逃げてしまいました。


その夜から数日、ずっと考えていました。嫌でもその場面を何度も思い出しました。
あんなに夢見て、あんなに脳裏に描いていた目標の数々が、生活について行くことに必死になる間にぼんやりと霞んで 自分でもよく分からなくなってしまっていました。日本にいた頃に散々思い描いたことが、ここに来てうまく整理がつかないままでいます。

だからあの時うまく言えなかったのかな、何度もああやって言われたのかな。

ずっとずっと頭の中をグルグルして、学校でのトラブルが同時進行なのも相まって、もう自分自身がボロボロでした。
わたしがここに来たのは間違いなんかじゃない、だけど、自分の目標がはっきりできてない分、確信ができない。
そんなことを考えるあまり悔しくてたまらなくて、お風呂で我慢できずに蹲って泣いたりもしました
たった一言にの言葉に傷ついて考えを見失う自分の弱さにも苛立ちましたし、でもその一方で、自分の考えの筋が立っていない事実も痛いほどに分かったからでした。



わたしの目標は、台湾に来たからと言って叶うものではありませんきっと大学に受かったとしても、そのまま叶うものとも限りません

きっとあの方の言った通り、東京に行った方が早いのかもしれません。
その方が時間もかからない。何せ母国語が第一に使えるので行程自体の難易度で考えると、ここで送る大学生活に比べたらある程度イージーモードなのだろうとも思います。

「でも、」自分自身も相手も納得できる答えを提示することができるのは、随分先になるのかもしれません。


日々の授業生活忠実について行くことも大事かもしれませんが、わたしは語学を学んだその「先」のことを常に視野に入れて行く必要があります。
だって、語学学校に通って語学を学び終えた時がゴールではありません。むしろそこからが本当のスタートだ、と改めて思います。

だから、日々の授業で満足し切る訳にはいきません。そう考えて、少し怠っていた自主勉強を再開することにしました。


地道ながらのスタートではありますが、ちょっと先を見通す段階から1.2倍1.5倍2倍と積み重ねることができればいいなと思い始めます。



この大事さを再確認できたのは、ここ台湾で出会った友達の教えを受けた夜のことでした。
会話の中で、彼女の課題本を何気なく見せてもらって驚きました。
今習っている、という単元を遥かに追い越し勉強をしていたのです。そして事実、彼女はクラスでトップの位置に立ち続けています。
でも、彼女は台湾に長く留まることを考えず、故郷に帰ることを決めました。
「どうしてそこまで頑張れるの?」と興味本位に聞いてみたところ、大学時代の話を聞かせてくれました。


「私は自国でトップの大学に入学できてトップで卒業できたけど、最初から何でもできた訳じゃなかった。むしろ最初の1年は最後から数えた方が早いくらいの落ちこぼれで、何度も何度もいろんな人に『もうやめろ』『諦めた方がいい』と言われたりして。毎日泣いて、泣いて、泣きながらもがむしゃらに頑張ってた。」

「大学でできた賢い友達に『あなたは誰よりも頑張る必要がある、でも頑張り方を変える必要もある。続けていたらいつか報われるから。と言われて考えて、人の先まで見通して勉強をするようにした。授業が復習になるように、常に先を見て勉強していたの。」

「頑張っているうちに、下位ランクで帰ってきた回答用紙が最高ランクになって自分の元に帰ってくるようになった。4年生の頃には、私は誰よりも勉強のできる人になってた。そうしてトップで卒業できたの。最初からできた訳じゃないの、一番に自分の努力があったから今があるの。そして、友達の言葉があったから信じて頑張れたと思ってる。」


「たほにも目指すべき目標があるんでしょう?先を見て頑張ってたら、きっと大丈夫よ」


彼女にはわたしが落ち込んで泣いたことを一切話していません。でも、毎日の課題に追われていることを会話の中で知っています。
そして今、わたしに友達からもらった言葉を、過去の話をしてくれました。
「信じている」とかけてくれた言葉に、背中を押されたような思いが込み上げました泣きたくなるほど嬉しい思いで一杯になりました。

そしてわたしも、彼女が友達の言葉を心に留めて頑張っていたように、しっかり形に残して成長をしたいと強く思いました。


月並みな感想と実践だとも思いますが、大切なことを教えてくれた友達にはとても感謝しています。わたしも今度は逃げずに、ちゃんと向き合いたいと思います。



また、限界を迎えた頃にお会いした日本の知り合いの方にも、当時の悩みのことを打ち明けていました。
その方は、東京の方「東京の方が」と言われたことを、東京で仕事をして生活していた方に相談しました。最後まで話を聞いてくれて、ああそれは、とわたしの話に耳を傾けてくださり意見を話してくれました。

「自分も台湾に行くと宣言した時、いろんな人に『やめとけ』『無理に決まってるだろ』とか色々言われた。でも今に見とけよ、って思いで頑張ってる方が伸びを感じてる。そういう意味ではある意味で感謝もしてるし、自分は否定の声に歯向かって頑張ることで伸びていく人なのかなとも気づけたよ。」

「確かに東京の方が良いのかもしれない。でも、その選択が間違っているとは思わない。このまま成長しても、それで良いんだよ。」



日本で仕事を経験して、そして目標を新たに見つけ行動した時のお話も聞かせてくれました。歳やその他のことなど気にせず、真摯にに向き合って対話をしてくださったことがすごく嬉しかったです。
悔しさをバネにすることの力強さを学びました。



今でも言われた言葉は一字一句覚えるほど辛い言葉として頭に残っていますが、立ち止まって考える機会を今与えてくれたことに関してはすごく感謝しています。そう今になって思えると共に、今も悔しく苦い記憶であることに変わりはありません。
ですが今焦って答えを出すのではなく、また新たな出会いときっかけを自分で探して積み重ねてそれ相応・それ以上の努力を積み重ねていくことが今の自分ができる一番の策だと考えています。

お名前も本人から聞けていない中で、いつまたお会いするかなんて分かりませんが、この台湾でまた遠くないうちにお会いする機会があるのかもしれません。その時には落ち着いて、今よりも背筋が伸びた姿でお話ができたらいいと思います。


そのいつかの日まで、次のステップに向けて今できることに全力で応えていきます。




そんなこんなで留学も3ヶ月目に入りました。語学学校においては、1つの学期の節目が訪れます。

今に至るまでは苦しく辛いことがたくさんありましたが、これからもまたいくつも試練辛いことが数多くあると思います。そんな状況に臆する事無く、自分のできる限りの精一杯で応えていきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いします。

頑張ろうわたし!







次回に続く。