ちばりのち晴れ

'19年3月から1年の台湾語学留学を経験、高校卒業を起に突っ走る台湾奔走記

渡台まで1ヶ月弱、残りやるべき事と今の心境を語る。

こんにちは、たほ(@taho1932)です。
前回の更新から1ヶ月と長い間を置いて、あっという間に2月に突入しました。猛烈に寒い日々(地元感覚)が続いていますが、インフルエンザどころか鼻水もない元気な毎日を過ごしています。

慌ただしい学校生活に追われ、気づけば台湾に飛ぶまで1ヶ月を切りました。
今回は渡台を1ヶ月弱に控えたわたしの心境の変化や、私がやらなければならない事を備忘録として残そうと思います。
今回は特に長々としていますが、お付き合いください。

留学開始当日までにやるべきこと

残り1ヶ月になってようやく、重い腰を上げて準備に取り掛かります。
これまでに準備をしたことは主に、

  • 語学学校の入学審査を通過する
  • 留学開始時の住まいを見つける

この2つです。本当に最低限のことしかしていません。


1月末から2月にかけては停留ビザの申請準備にとりかかり、無事に書類を集めました。
ただ申請自体は直前になってすることに…。

領事館の人に直接お話を伺いましたがどうやら、ビザは申請したその日から有効になるらしく、申請を海外入りする1ヶ月前など事前に行うとその分だけ日数が無駄になるらしいです。
そういうこともあって、事前に申請する人をお断りをしている模様。

私も実際に「せめて行く1週間前に来なさい!3日前でもOK!」と書類を返却されてしまいましたが、せっかくだから今で書類確認しようか〜〜と提案があり、事前に書類の確認をしてくださいました。なんて優しいんだろう……
無事に確認も終了し、実際のビザの取得は2月の下旬はじめになりました。

ビザのことは後ほどの記事で扱います!
とりあえず置いておいて…。。


これからの1ヶ月間でわたしがやるべきことは主に11つほど。

  • 部屋の荷物の整理
  • 衣類をある程度だけ揃える(特にユニクロ品)
  • Simロック解除
  • デビットカードを作る(クレカは個人的に却下)
  • インターネットバンキングを開設する
  • 歯の治療
  • iPhoneバッテリーの交換
  • メガネやコンタクトを留学分だけ新調する
  • 日本の海外保険を調べる
  • 防犯ブザーを2つ買う
  • 中国語の電子辞書を買う

こんな感じです。結構お金がかかる、やることが多い。

この中で一番大変なのは部屋の荷物の整理です…。
いろいろ物を積んじゃう人でして、家では掃除が大の苦手です。克服も兼ねてやらないと。
あと何かとお金がかかるものばかり…眼鏡コンタクトやバッテリーや電子辞書!
パソコンは既に購入しましたが、それにしても貯金がひたすら飛んでいきます。大変。

あと特に気になるのが、加入した台湾の大学の保険
どこまで対応してるかが把握しきれていません。これは結構大事なので、積極的に聞いて調べていこうと思います。いずれ、これもブログに書こうと思っています。

幸い、高校もそろそろ卒業前日まで来なくていい期間に入ります。(他でも「就職休み」って言うのだろうか…??)
準備を進めていく中で「あ!これは結構大事なのでは!?」という情報に出会ったら、なるべく記事にして公開していきたいと思います。

色んな感情が入り混じる留学1ヶ月前のわたし


留学まで、故郷を初めて離れるまで、残り1ヶ月弱
日々を過ごすうちに生まれる不安や、緊張や、家族や友達・故郷と離れる寂しさを実感してきています。

少し前に、とある発表会へ親友の絵を見に会いに行きました。
中学までずっと一緒の学校で、一緒に絵を描いていた縁の深い親友で、中学卒業後もたったひとり頻繁に連絡を取り合っていた子です。そして親友の進路は大都会、東京。

ただ気軽に会いに行く・活躍する姿を見るだけのはずだったのに、キャンパスに描いた親友の絵を見ているうちに色々と込み上げるものがあり、我慢できなくて少し泣いてしまいました。
その後泣きそうな顔を必死に隠して、親友に会ってすごく歓迎されて、「離れて寂しい」という思いが根強く芽生えてしまいました。


わたしが釘付けになって泣いてしまった絵には、
気に入ってはないけれど、この絵は自分の転機になった
と作者コメントが残されていました。いつも笑わせてくれる明るい親友にも色んな葛藤があったのだろうか、と帰りのバスに乗ったあの日からずっとぼんやりと考えています。


わたしの転機って、一体何でしょう。


高校に進学して台湾の大学進学が可能であることを知った時、まさか自分が本当に台湾に行くだなんて思ってもいなかったです。正直、今でも信じられないくらいには。

どうせ口だけなのだから。そんな勇気なんてないのだから。

「軽い気持ちで留学になんか行けない」と留学の機会を渋っていたわたしを「行って来い」と真っ先に背中を押してくれたのは、父や母をはじめとした家族でした。
感謝の一言では到底、伝え切れそうにはありません。本当に感謝しています。

そして今月、中国語教室で勉強を始めて1年が経ちました。
教室に入って言語を学んで検定を受けて、気づけば同じ目標を持った友達や一生懸命で可愛い後輩、応援して具体的な助言をくださる優しい大人の方々、たくさんの人との出会いがありました。
それだけでなく、台湾や中国の留学生とも出会って仲良くなって、国に対しての色々な固定観念を取り払うきっかけにもなりました。
ただの進学の手段として学んでいた中国語も、楽しい、とよく感じるまでになりました。

どれが今の私の転機だったとはすぐに決めることはできませんが、この留学はきっとこれから先の進路の大きな転機になることだと思います。


正直、やっぱり怖いです。不安ばかりが積もります。
日本人である故に読解能力ばかりが伸びて、書くこと話すことは未だに空っぽのまま。
聞くことも、検定の点数で取れてはいても自信が全くありません。頼みの英語も全然で、大してできるわけではありません。
きっとたくさん「辛い」とも思うだろうし、小さな挑戦の連続で緊張は常にしていると思います。
「毎日が楽しい」と思うまでには1ヶ月かかるのか、それとも1学期丸々かかるのか、行くまで絶対にわかりません。でも、きっと楽しいだけの観光ではないでしょう。

でも、頑張る気持ちは誰よりも持って行こうと思います。
それこそ、奨学金を目指すくらい!
色々不安が拭えないのはもう仕方ないですが、期待が全くないわけではありません。新しいことの連続で飽きない毎日にワクワクする気持ちもあります。


もう、来月には台湾です。「来月」と言うくらい間近に迫りました。
たった1ヶ月先のことが未知数で、不安も寂しさも底をつくことがありません。でも精一杯今できる準備をして、これまでの出会いを 故郷を離れる日まで 大切にしたいと思います。

残り1ヶ月、いろんな思いを噛み締めて過ごしていきます。







次回から留学準備の具体的な解説ができます。ブログとしては頻繁に更新を始めるいい機会なので、しっかりとまとめてお伝えします!