ちばりのち晴れ

'19年3月から1年の台湾語学留学を経験、高校卒業を起に突っ走る台湾奔走記

ボロボロの期中考期間を終えました。【留学経過報告・6週間目】

こんにちは、たほ(@taho1932)です。

前回の更新では留学して1ヶ月目の経過報告をしました。
chibarinochi-hare.hatenablog.com

Twitterの相互さんやフォロワーさんを通して、たくさんの人に見て頂きました。ありがとうございます…!RT・いいね・リプライでの感想が思いの外寄せられて、たくさん応援の言葉お褒めの言葉をいただきました。
「参考になった」と実際に台湾留学を予定している方や、同じ時期に留学を始めた方からご連絡もいただきました。中には同い年の方も……!

ここまで色々な方に読んでもらえるとは思わず、わたしの考えや生活部分が誰かの参考になれたことを嬉しく思います。
改めて、読んで頂きありがとうございました!


2ヶ月目も地道に頑張っていきます。



…と言うところで、また少しにぶち当たってしまいました。タイトルを読んでいただければお察しいただけると思うので、早速本文に入っていきたいと思います。


今週もどうぞお付き合いください!

期中考を終えました。

簡素な見出し通りですが、今週は期中考のテスト期間でした。


「期中考」と書くとなんとなく漢字でわかると思います。日本でいう中間テストです。

語学学校のテストでは、「筆記(作文を含む)」・「リスニング」・「スピーキング」3つがあり、1日丸々使っての実施でした。
これはクラスやレベルによって違いがあるそう。

語学学校で知り合い、いつも生活を気にかけてくださる日本人の先輩の方は「週をまたいでのプレゼンがテストに含まれてる」とおっしゃっていました。わたしとは反対に普段プレゼン課題を出されることがあまり無いそうなので、それはそれで苦しそうです。
……テストが終わっても休めないですし……(散々経験済み)


期中考を終えての感想ですが。

筆記・リスニングは恐れていたほど難しくありませんでした。

普段行われる単元テストで9割の点数をキープするために必死に勉強しているので、その努力が期中考で発揮できている気がします。

これはリスニングも同じく言えること。

検定受験時のリスニング内容のメモ取りに慣れていることもあり、問題提起されそうな部分1度目の放送で全てメモできています。なので、2回目の放送があるとかなりリラックスして解くことができました。
ここ最近まで受け続けていたHSKの3〜4級あたりは1回のみの放送だったので、それで耳がある程度はテスト慣れしていることも影響しているのかもしれません。


筆記やリスニングに関して個人的に思うことはひとつ。

ぶっちゃけ学校を休まず授業を受け続けていれば、成績面では割とどうにかなる気がします。
先生も普段テストを行う時には、よく「これは文法を理解できているかの確認だから、そんなに緊張しないで!」といいます。あくまで順位付けでなく、個人個人の理解度が知りたい、と言ってくださいます。それを頭に入れるのとでは、感じるプレッシャーは全く違うなぁと思います。本当にいい先生だ……
また、日本語では元々「漢字を書く」という習慣が備わっているので、そう言った意味でも書くことに関しては大して苦労しないです。
クラスメイトを見ると、書くのはやっぱり苦しそう


今回、にぶち当たったのは「対話」のテスト。
中国語では口試と言います。所謂、スピーキングテストです。

これが、本当にダメダメだった。

わたし達クラスのテストは、内容が大きく分けて2つ
一つは、発音がしっかり身についているかのテスト。
それぞれ単語編文章編に分かれていて、それを声に出して読む、というものでした。
もう一つが、条件に沿って話を展開させていくテスト。
それぞれ単語・文法・質問が書かれた紙を渡され、他の人が発音テストをしている順番待ちの間4分間 喋る内容を考えて発表しろ、というものでした。

正直、そこで頭が真っ白になりました。
そして案の定、4分間、文法と単語を指定された数を十分に使って話し続けることができませんでした。

これはしっかりと準備をせず、尚且つ予測できなかったのが原因だと思います。
めちゃくちゃ悔しくて、一気に突き落とされた気持ちでいっぱいになりました。
それと同時に「文法を使って話す練習をする」ということの必要性が新たな課題となりました。苦しい


そんなこんなで、期中考は終了。次回からまた新単元の授業が始まります。
次のチャンスは、学期末のテスト
次はこんな思いをしないように、頑張っていきたいです。




…と、テスト後に調子が戻る、はずもなく
せっかくの金曜日だったので、映画を観に行きました。

映画館「湳山戲院」で映画を見てみた

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ここは「湳山戲院」という映画館です。

1週間ごとに8つの映画の公開が設定されていて、150元入場料を払うことで最大8種類の映画が見放題になります。
もしお目当ての映画が複数あれば、超お得
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▽こんな感じで、毎週映画や時間帯が変更がある。
ここには書いてないけど、最近の映画だと「シュガーラッシュ2」「メリー・ポピンズなどもやるらしい。

わたしは「波希米亞狂想曲」を観ました。
日本でも大人気のQueenの映画ボヘミアンラブソティーです。ずっと観たかったけど、ずっと勉強をしていたので結局、行けず仕舞いでした。
調べて初めてこの映画館の存在を知った時、たまたま公開していたので、これは良い機会!!!と思って早速行ってきました。


大まかなことのみ言うと、評判通りすごく面白かったです!

ただやっぱり台湾で見るとなると、英語音声に中国語字幕
字のニュアンスや読解のみまあまあできるがために、英語でわからないところ中国語で、中国語で分からないところ英語……といった感じでした。
やっぱり日本語字幕が欲しいなぁーーーって思っちゃいました。悔しい。


やっぱまだまだだなぁ、と思います。当たり前ですけどね。


でもこの映画自体はQueenの楽曲がとても頻繁に流れるので、中国語で見るのも全然悪くなかったです!むしろ「なるほど、英語のあの言葉は中国語でそう言うんだ…」勉強になりました。
主にスラングの方面で。(笑)


今回は1本だけ観に行きましたが、2階にはパソコンを持ち込んで座れるようなテーブルスペースがあったので、待ち時間にブログを書きつつ入り浸るのも良いかもしれません。
暇なときにやってみたいと思います。




台湾のお兄さんと再会して気付かされた、今のわたしの試練


土曜日の夜、中国語教室でお世話になった先生と再会しました。


先生とは「留学生先生と生徒」の関係。
中国語を勉強したての時から HSK3級を受験する頃までの約半年間、中国語を教えてくれた先生の1人でした。とても温厚で優しくて、よく「今のとこ大丈夫?」と生徒一人ひとりに確認を取ってくれる丁寧な方でした。
わたしが今まで出会ってきた先生はみんな大好きですが、その中でも特に印象深く残っている先生の1人が、この方でした。

その温かな性格とは一変して、トップの大学・大学院の理系出身というとんでもない逸材の方でもあります。少なくとも、超文系のわたしには眩しすぎる存在。
「そんな、大げさだよ〜」と先生は笑って言うけれど、本当に尊敬しています。それは学歴だけの話ではなく、考えだったり、生徒への向き合い方が本当に大好きだったからこそ。
元々、中国語を進学の手段としか捉えてなかったわたし「あ、中国語って楽しい」と思えたのは、確実に先生方、この台湾のお兄さんに出会えたからこそだと思います。

それくらい わたし達仲間にとって、わたしにとって、大切な老師です。


車で遥々迎えに来てくれて、目的地付近に車を止めて。


たくさん歩いて、話して、話して、笑いました。


「たほちゃん、台湾に来てみてどうですか?」
「何か悩み事はない?」「授業は大丈夫?」

たくさん心配してくれて、わたしも意地を張らずに 正直に答えました。

ここに来てあっという間に1ヶ月が過ぎてしまった。やっぱり「早く話せるようになりたい」って思ってばっかりで気持ちが焦ってしまうこと。
この間のテストの口試が全然ダメで、落ち込んでしまった。言いたいことがまだ言えなくて、すごく、すごく悔しかったこと。


「先生は日本語をどう勉強してきたの?」


全て「うんうん」「そだねぇ」と聞いてくれて、自分の経験を話してくれました。

高校生の頃、旅行で行った日本で「ここ」「行く」必死に単語を紡いだこと。
高校で日本語を勉強している時、交流会の行事で気の合った日本人の連絡先を勇気を出して手に入れて、たくさん日本語を使ってメールをし続けたこと。
「今のLINEとかGoogle翻訳みたいなツールは、まだ無かった頃だったから。必死に単語単語でメールを送っていたし、とにかく挑戦ばっかりだったよ。」


「たほちゃん、”越來越可以”だよ。大丈夫。たほちゃん達ならきっと、大丈夫。」

そうかなぁ そうだといいなぁ、と笑って返しました。


たくさん話して、話して、時にはお店に入ってとんでもなく甘いお茶を飲みながら、仲間のこと・学校のこと・今の生活のこと、くだらない話をしては顎が外れそうなくらいに大笑いしました。
台湾に来て初めて、こんなにたくさん笑いました
夜中に差しかかるまでお互いの話に耽って、そして先生の車で送って貰って帰りました。

帰って、お風呂に入った後、冴えた頭の片隅で今日の出来事を振り返って。


先生の言葉を思い出して、めちゃくちゃに泣いてしまいました。



自分でも思っていた以上に口試のこと、中国語への焦りショックを受けているのだとその時改めて気づきました。
そして1週目の頃のように、今、話すことを恐れている自分の存在があります。

言えないこと・上手く伝わらない瞬間があると、すぐに不安がよぎります。そして、上手く言葉が出てこなくなって、また「あれ」「これ」と不器用な中国語に戻ってしまう。


自分を主張することが、今、とんでもなく怖い


そうやって、うまく言えない自分の不甲斐なさにまた目を瞑りたくなってしまいます。


物事がうまくできなかった時、後悔ショックが時に鋭い矢となります。
これが一度 心に突き刺さるとまた厄介で、自分ではなかなか抜けない。その深く刺さる矢をいち早く抜こうと必死にもがいているわたし。でも、現状は大して晴れない

「不毛だなぁ」と感じることもあります。
そんな心を必死に落ち着かせていたかも、しれません。


そんな今、かけてくれた「大丈夫」の声に酷く寄り掛かかりたくなりました。
涙が出る中で「越來越可以」の言葉を、何度も咀嚼しました。
「あなたなら大丈夫」と肯定してくれたことが、ただただ、嬉しかった。
不思議と、わたしのことを知る人にそう声をかけてもらうと、すんなりと言葉を受け入れることができます。この人がかける言葉は本当だ、信じたい、と心から思います。


今のわたしの試練は、間違いなく「話すことの恐怖」断ち切ること。
英語に逃げるのではなく。中国語で立ち向かえる強い心が、欲しい。

「間違えたらどうしよう」「伝わらなかったらどうしよう」縮まり込んでしまう自分の心に向き合って勇気を取り戻せたら、わたしは、きっと強い
1人でどんどん外に飛び出していけるわたしは、ここで立ち止まるべきじゃないはず。
「ここで立ち止まるべき人じゃないでしょ?」、なんて 自分で思っちゃってます。

ナルシストみたいですけど、自分に自信が持てるところ前面に押し出していきたい。そしたら、本当にたくさんのチャンスに恵まれる気がします。



これが今の一番の目標です。
きっと1・2週間で治るようなものじゃないけど、気長に向き合えたらな、と思います。


「大丈夫、きっと焦る必要なんてない。
自分のペースでいけたら、それが一番いいよ。」

いつも ブログを通して、自分自身にエールを送っています。








こうやってこの前も落ち込んでちょっと泣いたとき、小さい頃によく聞いていた曲2曲ほど思い出したので、最後に貼ってみる。


www.youtube.com
「頑張ることは大切だけど 正直な君の弱さを 隠すためだけにある強さなら なくていいから」
「小さくても大事な一歩は 君の未来を描き出すよ 何かをつかんだその汚れた手は 君の勲章」


www.youtube.com
「傷つかぬ者に 青空は見えない 迷い歩むたび 生命(いのち)は輝く」


どちらもポケモンのエンディング曲です。
小さいながらに印象に強く残っている、すごく大好きな曲。DVDで見たときも、一切飛ばすことなんてせずに毎回聞き入っていました。

本当は他にもたくさん 素敵な歌詞の曲があるのですが、それはまたの機会に。
ポケモン、昔も今もずっとずっと大好きです。

ぜひ聞いてみてください。

経過報告をTwitterで始めました。

前回の記事にて、新居を探していることをご報告しました。

ブログだと話の量にができるのでは?と少し心配になったのと、起こった出来事をブログに残す前に忘れてしまいそうなのもあり、Twitterにてモーメントを作成しました

進行形で失敗成功もお送りしていく予定なので、興味のある方は覗いてくださると嬉しいです。
いつか参考にされるといいなぁ、とも密かに思う。


友達作り経過報告、こちらもどうぞよろしくお願いします。


個人的にモヤモヤしていること

最近モヤモヤしているのは、とあるクラスメイト行動
「自分の考えすぎかな?」とも思いつつ、あまりにも疑問に感じる部分が多いのでちょっと書き出してみる。

  • ペアワークの作業を押し付けられた



期中考の前に、小さなスキットを行うことになった時の出来事。

習った文法を用いた2分間くらいの会話文を自由に作り、次の日に発表することになりました。
先生にとあるクラスメイトとペアを組むことを指定され、放課後に早速 会話文を2人で考える、はず、だったのですが。

大まかな会話の流れを練った後、「わたしもう行かなきゃ!あとはお願いしていい?また明日ね!」と言われそそくさと帰られた。


……………え???????


頭の中は「???」という気持ちでいっぱいでしたが、確かに雨も降りそうだったので特に何も言いませんでした

帰ってから「そりゃないだろ」と思いました。
「ごめんだけど文書にまとめた後でLINEに送ってくれない?」と言われたことを思い出しパソコンを立ち上げ、改めてメモを見ると、8〜9割わたしが提案したことだった。
しかも提案された分は明らかに文が短い。それは全て相手役の台詞。


結構リアルで「は????」と声が出てしまいました。


…だいぶ機嫌を悪くしましたが、なんとか完成。
そして明らかに相手の文が簡単すぎたので、たくさん修正。

と、いうのもスキットが上手くできなければわたしの点数も低くなる審査方法だからでした……。
関係がないのなら確実に匙を投げてます。
次の日のスキットも普通にこなしましたが、わたしはいまだに納得いかず。

LINEスタンプでお礼を言われることにちょっと腹立った。(短気)


  • SNSの投稿に他人を巻き込む


Facebookで勝手にわたしを載せないでもらえませんか!!!!!!(心からの叫び)
仲が良いから撮る、というより「人からもらういいね稼ぎのために一緒に写真を撮りたがるように感じるんです……。

利用されてる感がして、すごく心地悪いです。
そしてすぐSNSに投稿する。だから許可取ってよォ!!!


最近は相手がスマホを構え出したら距離を取るようにしています。
どうしてそういうところも気にしないといけないの……

  • マイペースが過ぎる


どうして先生の前で帰らないんですかね。純粋に疑問です。

実際 みんなが片付けや先生の子どもと会話をしている中、一切その輪に入らず、携帯をいじり、電話をし、何かと片付けから避け続けていました。
皆の掃除が大体落ち着いた頃に「用事あるからもう帰るね!バイバイ!」と言われてから帰るまでの早さは本当に「そそくさ」という表現が似合っていました。


他の人の片付けが終わったら、帰るんだ?
ひとつでも何か手伝った?
普通 自分たちが楽しんだものは片付けしてから、帰らない?

良い大人が逃げるような様を見てすごくがっかりしました。


思わず「少しも掃除しなかったね」と中国語で他のクラスメイトに言いそうになりました。喉まで出かけてた言葉を抑えつつ、何とか掃除をしました。

わたしの気のせいでなければ、先生の前ではそんなことはしません。
むしろ先生の前では積極的に動こうとしています。

………どうして??

気のせいでなければ、わたしが疑問に思う行動の大体は 先生の目に見えない場所で行われています。

いや、しんどい。
しばらくむしゃくしゃしそうです。




個人的意見ですが、自分の「楽」を求め他人を巻き込む人の精神死ぬほど嫌いです。

学生時代、何度も何度もわたしをその手段として使われましたが、腸が煮えくり返るほどイヤでした。
わたしの場合はグループ課題などの勉強面だったり、クラスTシャツ作成など絵に関することでのトラブルにたくさん巻き込まれてきました。
あまりにも酷い扱いをされたときには実際に「白紙宣言」をしてその後一切のことに関与しなかった回もありました。


一部の人の、その思考が、本当に、死ぬほど嫌いです。


ここで中国語に、普段の生活に集中したいのに、ここで出会うなんて……邪魔をされているような居心地の悪さを感じ始めてきています。

ずっと疑問に思い我慢をしていますが、そろそろ嘘が下手なわたしの態度に漏れ出そうで怖い。


これもわたしの考えすぎなのか?よく、分からない。
でも「文化上の違い」とかそういう問題ではない、と思っています。


今後また何かあった時、しっかり言おうと思います。その時はなるべく喧嘩腰にならないように頑張ります。



我慢できず進展しちゃった時はまたご報告します。
愚痴をこぼしてしまいすみません……解決の日が来ることを祈るばかりです。






と、今週はここまで。
なかなかに苦しかった1週間を終えて、明日からまた心機一転の1週間です。肩の力もほどほどに、中国語頑張ります。


次回に続く。