ちばりのち晴れ

'19年3月から1年の台湾語学留学を経験、高校卒業を起に突っ走る台湾奔走記

台湾語学留学・1週間目を終えました!色々とご報告します。【留学経過報告】

台北から你好!たほ(@taho1932)です。
まず初めに、お久しぶりです。前回の更新から約2週間ほど経ちました。

▽渡台直後のツイート。まだはしゃいでいる。

現在は高校卒業し、語学留学生活を始めて1週間が経過しました。
この間にも様々な出会いがあったり、新発見だったりがあり、「初めて」の多い土地で過ごして、自分の心境にもかなりのがありました。


現在は課題過多で死にかけなので、週1更新が精一杯です。
それでもよければ暖かく見守って頂けると嬉しいです。



4000字を優に越えてました。時間のあるときにご覧ください…:DD

台湾留学準備編の記事について(初めに)

前回、こんな記事を最後にこのブログの更新を止めていました。chibarinochi-hare.hatenablog.com
「あれこれ更新します!」って言ったことができないまま台湾へ……
無計画なブログ主で大変申し訳ない。

結構、留学準備編は需要がありそうなことがわかったので、時間ができ次第ちまちまと記事を作ろうと思っています。
目標は、夏班の授業が始まる1ヶ月前5月まで。

台湾に来てから、結構「あ!あれ持ってくればよかった!」「あれ終わらせてから来ればよかったのに!」って言う事柄にこの1週間だけで多々出会いました。また、「これ持ってきてよかった!」って思えたものも沢山ありました。
そういうのも目標の月までに記事にしていけたらなぁ〜と思います。
…ちゃんとできたらいいなぁ。

ブログ更新した後、カテゴリ化してサイドバーに表示できるよう調節するので、夏以降に留学を考えている方がいましたら、ぜひ役立ててほしいです。

とりあえず、準備編更新完了の目標は5月です。頑張ります。


高校を卒業しました

私事ですが、先日3月1日に無事 高校を卒業しました


この3年間は自分を良い方向に変えてくれました。
個性豊かな友達仲間にも恵まれ、自分の挑戦を通して様々な人とのに恵まれました。
また、この3年間で家族も変わりました。つい先日、数年ぶりに触れた赤ちゃんの柔らかさに再度驚いたりすることもありました。


本当に、いろんなことがありました。

特筆すべきはわたしの「これから」の視野が格段に広がったことでしょうか。
台湾進学という道が実現できることを知ったのもこの3年間あってこそでした。タイミングがタイミングを、縁が縁を呼んで、たくさんの出会いや発見がありました。

それがあったから、わたしはいま台北にいます。


中学校までのわたしは自分を悲観的に捉えることの多い、すごく難しい人間でした。中学2年の時に今の高校に進路を決めた時、「きっと何か自分に変化を起こせる」という確信がありました。
その予感が当たり、これまでにない充実感ある日々につながりました。

自分の意思を持ち続け、自分を強く保つことができるようになったのは、この3年間があってこそだったと思います。
本当に、ありがたい。わたしにとっての大事な3年間でした!


ここまで18年間、自分を毎日支え続けてくれた両親家族には「ありがとう」の一言では足りないくらいの感謝が沢山あります。
卒業式に渡す手紙にも書き切れず、他の人の2倍ほど書きましたが、やっぱり伝え切ることはできませんでした。何からお礼を言えば良いのだろう。
わたしがこの進路選択を実現できたのは、他でもない両親のおかげです。本当にありがとう。
色々と喝を入れられることも多くありましたが、その鞭あってこそ今のわたしがあると思います。ありがとうね。

兄弟にも、本当に色々お世話になりました。
兄弟皆、わたしが勉強に集中できるように田舎から送迎に来てくれました。勉強に明け暮れる日々を送り、塞ぎ込むわたしを「〇〇に買い物に行かない?」と誘ってくれる兄弟もいれば、賑やかにはしゃいではわたしを笑わせてくれる兄弟もいました。
進路の悩み事では、沢山話を聞いてもらいました。わたしの意見を殺すことなく、あくまでも「個人の意見」として自分の意見を聞かせてくれる存在がありがたかったです。
そんな兄弟も、この数年でたくさんの幸せに恵まれました。
ひとりの妹として、とても嬉しく思います。
どうか末長く健康で、幸せになって。


本当に数え切れないほどの仲間にも恵まれ、沢山笑った3年間でした。
学校の友達旧友との再会中国語を通して出会った楽しい仲間たち
数えだしたら、キリがありません。
今でもInstagramのDMにはたくさんの「頑張れ!」が返信しては新たに入ります。返しても返し切れない連絡の数々に、こんなに自分を応援してくれる人たちの存在「ありがとう」の気持ちがこみ上げてきます。
遊びに来た時には、存分に楽しめるようサポートができたら良いな。
お互いの進路を支え合えることができたら わたしも嬉しい。


学校の先生方もこの3年間で沢山仲良くなり、台湾でもやり取りが気軽にできるようになった先生方が数多くいます。応援も、たくさんの助言もいただきました。これは、中国語教室の先生方も同じです。
不思議と心配の声は寄せられず、「たほならきっとできるよ」と頷いてくれる先生の姿が今も忘れられません。
「台湾に進学」だなんて未知数な生徒を拾い上げ、担当教科も関係なく、ずっと支え続けてくれました。
先生たちの一生徒でいれたことを、心から誇りに思います。
今度はわたしが情報提供を通して、お力になれたら良いなと思います。
そして、いつか遊びに来てくれた時にはぜひ、会えたら良いな。



言い切れない、言い切れるわけがない!!!
たくさんの優しさに恵まれたわたしは本当に幸せ者です。
…本当に、本当にありがとうございます。
いろんな「あの時」に、今のわたしに繋がる決断をした自分自身を褒めてやりたい。嬉しいことも辛いことも引っくるめて、良い選択をしたと思います。

台湾でも、いろんな方々との縁が生まれたら良いなぁ。
未だ未知数な日々ですが、不安でもあり心から楽しみです。


情緒の波が激しかった、語学生活1週目

月曜日から学校が始まり、5回ほど授業を受けました。
先生は大らかで明るく、笑いを誘ってくれる大変良い先生です。クラスメイトも極端な国籍差でもなくちょうどいい感じ。皆楽しく優しい人たちです。

それでも最初は、すごく、辛かった
何が辛いって、発言の機会や課題が想像していた以上にきつくて困難でした。


クラス替えで決まったクラスはそこまでレベルも高くありませんが、授業自体は全て中国語単語の説明も、英語で例えるのではなく中国語の対話で成り立っています。
先生も英語を使って授業することを好まないらしく、授業の説明から課題の詳細まで全て中国語です。唯一英語なのは、教科書の本文解説が裏に載ってるくらい。

授業はきついか?と言われたら、正直そこまできつくはありません。
日本での中国語勉強時、中国語教室での授業があったのである程度の慣れがありました。


一番つらかったのは、学校始まって2日目の授業。
私はHSKを中心とした資格勉強を約8〜9ヶ月繁体字など台湾の教科書を用いた勉強を3ヶ月、の計1年間を日本で過ごしました。
ですので読むことはある程度、少しできるはず。
ですが、それ以外の読む・書く・話すの3技能が本っ当に壊滅的……これが全て繁体字で、となると今までできてた分も多少困難になります。

授業では発言の機会が多く、「はい!あなたはどう?(~你呢?)」とよく聞かれます。
そこで準備が万全でないと、まず吃ってしまう。
「……早く!(快!)」と急かされてしまうこともあり、そこからメンタルが少しずつすり減っていきました。急かされるのが苦手でして……

そして、わたしを除く大半の外国人生徒は前クラスの持ち上がり
会話の臨機応変に遥かな差を感じてしまい、深く落ち込んでしまいました。

そんなわたしにとどめを刺したのは初日の課題
自己紹介を250字以上で書く、というものでした。
語学に必要なものの中で一番「文法」に自信がなかったので、自分の浅い語彙力文法力で満足のいく作文ができるはずがなく、課題に5時間ほどの時間をかけました。
(証拠はサイドバーにリンク付けたStudyplusでご確認ください。)

「間違いを恐れるあまり色々悩みすぎていた部分があったな」と振り返った今は思いますが、本当に必死だったんです。
初日の課題の時点で、2時就寝とかやらかしてました。


そして、授業2日目。
授業を受けるのが怖くて、指摘されるのが怖くて、授業内の賑やかな笑い話ですら笑うことのできないわたしがいました。
「あ、やばい、これは相当キテるな」と思いましたが、それでも落ち込む気持ちを止められませんでした。自分はクラスを変えるべきだろうな、なんて思っていました。
でもどうにか踏ん張りたい一心で、「先生に放課後相談しよう!」と思い、思い切って助言を説いた時がもう限界でした。

耐えきれなくなって、堰を切ったようにボロボロ泣いてしまいました。

顔を手で覆い始めるわたしと、突然の状況に驚く先生。
申し訳ない気持ち満足に話すことのできない自分の不甲斐なさに、ただただ泣くことしかできませんでした。


今思えば、わたしは今まで一度も泣いていませんでした
卒業式前日も、卒業式も、家族の前でも、そして日本を離れる日も。
いろんなお友達に見送られても、唯一連絡を頻繁に取り合った親友の前でさえも泣いていませんでした。
募り積もった無意識の我慢が、勉強面の不安によって爆発してしまったのだと思います。本当に先生には申し訳ないことをしました。


衝動を止め冷静になったわたしの顔を見て、先生はいくつかのアドバイスをくれました。

  • 会話を続けること
  • 中国語に触れ続けること
  • 課題をこなし続けること
  • 今のままの努力で大丈夫、継続が大事
  • 間違いを恐れる必要はない

やっぱり全ての事柄を聞いて飲み込むことができませんでしたが、大まかに以上のことを教えてくれました。
そして、泣いたことで頭の中がスッキリとしました。
開き直ったというか、自分を思い出したかのような気持ちで。

…教室は間違えるところでした。そうでした。


「教室は まちがうところだ
 みんなが どしどし手をあげて
 間違った意見を言おうじゃないか
 間違った答えを言おうじゃないか」


小学校の道徳で強く印象に残った、蒔田晋治さんの詩を思い出しました。


わたしは中国語を勉強しに来たのであって、ちっとも完璧ではない
それなら、沢山挑戦をして一つずつ地道に学んでいく必要があります。
完璧でもないと分かる中で、何も怖がる必要なんてないと気づいたのでした。


あれから数回の授業をこなしました。
前よりも楽しく授業を受けています。
心を入れ替えて、少しの恐れも飲みながら、毎日勉学に励んでいます。


先生も言ったように、語学は急に成長するわけではありません。
何事も、確かに積み重ねた継続の努力があってこそ 先があります。
そのことを胸にしっかり刻んで、また明日から頑張ろうと思います。


もう留学2週間目に突入しました。
しっかり前を見て、一歩一歩確実に地に足つけて努力したいと思います!


留学1週間目を終えた現在の生活について

現在のお話です。台湾語学留学、1週間目を終えました。


- 学業の面


毎日平均3つの課題に追われ、慌ただしい日々を過ごしています。
ですが、先ほど綴った出来事の事もあって、今は落ち着いて課題をこなす事ができています。今週は本当に、ひと息つくことの大切さを知った1週間でした。

課題も現代的で、Google classroomというツールを使って課題の提出や把握をしています。録音課題もiPhoneのボイスメモで撮って、共有ボタンで添付して提出!…という感じです。

なんだそのハイテクな課題のこなし方。

これが結構?いや、すごい便利なんです。
PDFやWordで提出した課題の採点も毎日の課題内容も、パソコンのブラウザスマホアプリメールで確認する事ができます。
聞いたところによると、発表課題の際にもパワポ(Power Point)は使わないらしい
Googleツール上のスライド作成ツールを使うらしいです。先輩曰く!

もちろん、ノートでの提出も数多くあります。
やっぱ中国語は書かないとね。いつも日本の字と繁体字を織り交ぜて書いてしまいます。指摘の嵐です。



- 生活の面

生活面では特に問題もありません。
毎日振り続けるで、先日は最低気温11度なんて極寒で凍え死にそうな日もありましたが、風邪もひかずに毎日元気です。
白い息は出るわ、ここまで寒いと思わなかった。
おかげさまで、ヒートテックとか厚手の上着とか使わんでしょ!!」とかいう謎の余裕ぶりを見せたわたしを平手打ちしたいくらい後悔する毎日です。

春からの台湾留学を検討している方がいましたら、絶対今後の天気を確認して防寒対策をすることをオススメします。本当に!


ひとつ言うならば、交通の面で苦労していました。


- 交通の面

政治大学の最寄りの駅は茶色の線、文湖線
モノレールのような地上線で、想像した以上にめちゃくちゃローカルな機関でした。幅がとにかく狭い。2mも多分ないです。
文湖線に行くのにも時間がかかり、台北中心部に行くまで片道1時間以上、とか普通にあり得ます。
そこでバスの乗り方を覚えて乗るようになりましたが、これがすごく便利。
地下鉄の緑線、松山新店線まで30分くらいで行けるので、その後の移動が楽々です。それからというもの、茶色の文湖線には行かなくなりました………
機会があればぜひ乗ってみてください :D


-食事の面

食事の面では、割と費用を抑えながら生活できています。
というか、朝食と昼食を毎日一緒に摂るようになりました。そりゃ費用も浮く。ブランチとかいうやつです。
でも学生街や、台湾の中心部に行っても元の方々が通う食堂でご飯を食べる毎日なので、そこまで高いお金はかかっていません。一食で120元もかけてないです。

週末、課題の一つを終えてささっと中心部へ外出。
台北中心の中山站から歩いた先のお店でいただいたご飯です。
魯肉飯で25元後ろの五香肉捲(雞捲)で50元計75元でした。美味しかった!

今までの旅行や留学下準備旅などで訪れる際は地元のお店に入る勇気なんてありませんでしたが、今では普通に入って食べています。超美味しいです。あと楽しい。


- 人間関係の面

人間関係の面では友達が友達を呼び、タイ人3人カナダ人1人のお友達に恵まれました。皆わたしよりも年上なので、お兄さんお姉さんの感覚に近いです。
普段の会話は英語ですが、お互い習った中国語で会話に挑戦したりしています。
1週間、英語を使って交流を始めて気づきましたが、やっぱり言語は慣れ。急に話すことは難しいと痛感しました。
最初は全く話せず、きっとシャイだと思われていましたが、回数を重ねるごとに歩きながらの会話が途切れないくらいには話すようになりました。
わたしの話を理解しようと聞いてくれる友達の存在はありがたく、わたし自身も会話を頑張ろうと思えます。

友達の大半は奨学金の関係などで、3ヶ月で国に帰ってしまうそう。
それまでにたくさん話して遊んで仲を深められたらなぁ、と思います。


- 語学の面

語学面ではまだまだですが、スーパー、コンビニの買い物は中国語こなす事ができています。

先日スタバに行きました。
商品名は英語でしか読めませんが、中国語で注文する事ができていますWelcome to Taiwanとか書かれないのが個人的嬉しいです。「あっ、中国語でちゃんと伝わったんだなぁ」と嬉しくなります。
中国語で返事が返されると対等になれている気がして、もっと頑張ろうと思えます。

ちなみに、ですが台湾のスタバは紅茶(TEAVANA)の展開が日本より広くレモネードティーなど様々楽しめます。
わたしはコーヒーが飲めずフラペチーノもあまり飲まないので、紅茶展開の熱い台湾スタバがすごく大好きです。
息抜きにたまに行きたいな、と思います。たまに、ね!!!!!
(TEAVANAのレモネードティーだと、グランデ1杯で120元でした。日本感覚では安いかもだけど、ここは台湾。しっかり金銭感覚を身につけて飲んで行こうね!!)


結構、この1週間だけで充実しています。
2週間目もしっかり課題をこなしつつ、生活を楽しみたいと思います。






気がつくと毎度長文で書いてしまうこの癖。
もっとコンパクトに書くのが目標です。


次の更新はまた次週です。明日の放課後、何しようかなぁ。